
指輪のつける位置で変わる|おしゃれに魅せるリングコーディネート
指先の美しさを引き立てるリング。日常に取り入れやすく、はじめてアクセサリーやジュエリーを選ぶ時は、リングを購入する方も多いのではないでしょうか。私たちが普段何気なく選んでいるリングですが、着ける位置によって印象が大きく変わることをご存知でしょうか。
直営店でも、「どの指にリングをつけると一番バランスがいいですか?」「重ね付けってどうすればおしゃれに見えますか?」というお声をよくいただきます。
そこで今回のJOURNALでは、リングをつける位置と意味、おしゃれに指輪をつけるコツについてお伝えしていきたいと思います。
指輪をつける位置には元々意味や役割があり、同じデザインでもどの指に着けるかによって、スタイル全体の雰囲気がガラリと変わります。指輪選びや着け方に迷っている方も、自分らしいリングスタイルを楽しみたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
指輪のつける位置とその意味
まずはリングをつける位置と各指がもつ意味をお伝えしていきます。細かく覚えている必要はありません。大体の雰囲気だけつかんで頂くだけで、リング選びの参考になるのではないかと思います。
親指(サムリング)
親指は「信念」「目標」「リーダーシップ」を象徴する位置。右手の親指は意思を貫く力を、左手の親指は目標達成をサポートする力を持つといわれています。親指にリングをつけることで、スタイリング全体に力強さがある印象をプラスできます。太めのリングや、シンプルな幅広リングが似合いやすい指ですので、メンズにもおすすめのリング位置です。
人差し指(インデックスリング)
人差し指は「方向性」「自己主張」「集中力」を象徴しています。右手の人差し指は前向きな行動を、左手の人差し指は精神的な強さを表すともいわれています。人差し指は、5本の指の中でも一番目立つ指ですので、自分が一番好きなデザイン、メインの指輪をこの位置にして、リングの組み合わせを考えていくとスタイリングが上手くいくことが多いです。
中指(ミドルリング)
中指は「直感」「協調性」「インスピレーション」を象徴。手の中心にあるため、存在感がありながらも、人差し指ほど目立たないため、品よくまとめやすい位置です。右手の中指は人とのつながりや協調性、左手の中指は感受性を高めたいときに着けると良いとも言われています。人差し指とサイズがほとんど一緒の場合が多いので、人差し指とリングを入れ替えてみると、スタイリングの幅も広がります。
薬指(リングフィンガー)
薬指は「愛」「誓い」「感性」を象徴する位置です。左手薬指は結婚指輪・婚約指輪の定番であるように、永遠の愛を意味し、右手薬指は自己愛や創造性を高めるとされています。人によっては右手薬指をラブリングと限定して解釈する方もいますので、選ぶ時には注意が必要な場合があります。シンプルなリングが最も映える指で、1点だけでも美しく見えるのが特徴。華奢なものや天然石をあしらったリングが人気です。
小指(ピンキーリング)
小指は「チャンス」「魅力」「守護」を象徴。左手小指は「願いを叶える」、右手小指は「魅力や自己アピール」といった意味があります。特に女性に人気の高い位置で、ボリュームがあるリングを持ってきたり、重ね付けなどをしても全体のバランスが取りやすい位置です。指輪のスタイリングにアクセントをプラスしたい時は、ぜひピンキーリングにチャレンジしてみてください。
おしゃれに指輪をつけるコツ
指輪をおしゃれにこなれた感じにつけるコツはどうすれば良いのでしょうか。自分に合ったサイズを選ぶという基本的なことから、デザインの選び方まで、ぜひ覚えておいて頂きたいことをお伝えしていきます。
自分に合った指輪のサイズを選ぶ
最も大事なことは、きちんと自分の指に合ったリングを着用することです。リングのサイズが合っていないと、見た目にも美しくないですし、指のむくみや疲れ、リングの紛失にもつながります。購入時にしっかりと指をホールドできるリングを選んでください。フィット感がありながら窮屈さを感じない感覚がベストです。特に女性は、夏は水分量が多くなるので同じサイズの指輪のフィット感が強く感じられ、逆に乾燥している冬は同じリングが緩く感じる傾向にあります。
太めのリングは手元の主役に
存在感のある太めのリングは、1点で手元に視線を集めてくれます。指の中でも中指や人差し指につけるとバランスが取りやすく、スタイルのアクセントになります。太さのあるリングは、他の指輪と組み合わせる場合は引き算が重要。片手に1点だけつける、または反対の手を華奢なリングでまとめると上手くいく場合が多いです。
モチーフリングは1本で主張させる
モチーフ付きや個性のあるリングは、中指または人差し指につけて、他の指は最小限に。デザインの方向性に合わせて、華奢でシンプルなリングとミックスさせるのもおすすめです。
重ね付けでこなれ感を演出
シンプルなリングを重ねづけしたり、シルバーとゴールドなど、素材をミックスすることでおしゃれ度がアップします。左手に結婚指輪をしている方は、思いきって重ね付けをしてみるのもおすすめです。小ぶりであれば、テクスチャーが異なるリングを組み合わせてみても良いかもしれません。常識にとらわれずに。色々なアイディアで自由に楽しむことが大事です。
指の形や長さに合わせたデザインを選ぶ
指が短い方はボリュームがある太めのリングを選ばずに、縦長のデザインを選ぶとバランスが良く見えることが多いです。また手全体や、他のリングとの大きさや配置のバランスを考えて、つける位置を工夫することも重要です。他のリングとのバランスを見るには客観的な意見も大事です。友人や恋人など、誰かの意見を聞いてみても良いかもしれません。
肌色やシーンに合わせた選び方をする
ビジネスシーンではシンプルなデザイン、カジュアルな場面では個性的なリングを取り入れると、おしゃれをより楽しめます。デートでは女性らしさを引き立てる華奢なリングがおすすめです。ブルベの方はシルバー、イエベの方はゴールドを選ぶと肌との相性が良い場合が多いです。
レディース向けのおしゃれな指輪
ここからはAlettaおすすめのリングをご紹介いたします。シルバー、ゴールド問わず細めのリングからボリュームがあるものまで、様々なリングランナップをご用意しています。ぜひあなたにぴったりの1本を見つけてみてください。

シルバー925の線が波打つようにデザインされた、流れるような美しい曲線が特徴のロウウェーブリング。シンプルながらも存在感があり、指先をエレガントに演出します。自然界の波や風を思わせる滑らかなウェーブリングは、指に優しくフィットし、心地よい装着感を与えます。細目の指輪は、カジュアルな装いからフォーマルな場まで、幅広いシーンで活躍します。

3本の線が波打つようにデザインされた、3ロウウェーブリング。穏やかな海面をイメージさせる、流れるような美しい曲線が一際目を惹くリングです。細いウェーブを組み合わせたリングは、視線の抜けが良く、ボリュームのある指輪と組み合わせてスタイリングを楽しんで頂くこともできます。

5ロウウェーブリングは、5本の細いウェーブシェイプのラインリングを組み合わせています。視線の抜けが良く、ボリュームのある太めの指輪と組み合わせてスタイリングを楽しんで頂くこともできます。シンプルながらも存在感があり、指元をエレガントに演出します。
どんな時でもオープンなハートをもつメッセージを込めた、オープンハートリング。クラシカルなハートモチーフを現代の感性でアップデートしています。シンプルながらも洗練されたデザインの指輪は、デイリーユースから特別な日まで、幅広くご着用いただけます。
柔らかなウェーブをモチーフにした「ボールドウェーブリング」。存在感がありながらも、女性らしいエレガントさを兼ね備えたリングです。リング全体に施された緩やかなカーブが動きとエネルギーを表現し、着用する角度によってさまざまな表情をお楽しみいただけます。現代的なデザインと大胆な美しさが融合したこのリングは、スタイルを持つ方におすすめしたいリングです。
絹の糸のように繊細に仕上げたデザインが特徴の10Kゴールドイリスリング。着け心地が軽やかで、どんなスタイルにも合わせやすい指輪です。ユニセックスなデザインのため、レディース・メンズ問わずどなたでも幅広くご愛用いただけますので、ペアリングとしても人気の指輪です。
メンズ向けおしゃれな指輪
次におすすめのメンズ向けリングをご紹介いたします。メンズの指輪もレディース同様に、メインとなるリングを1つ決めた後に、バランスを見ながらコーディネートを決めていくのがおすすめです。メインとなるリングは、シグネットリングや、オニキスなどの天然石の指輪など、シェイプがはっきり出ているものが良のではないかと思います。
オニキスリング
Alettaのアイコニックなオニキスリングは、漆黒のオニキスを、シンプルでタイムレスなデザインにアップデートしたリングです。クラシックな印台タイプの指輪に現代的な解釈を加えたオニキスリングは、ボリューム感を乗せた上品なフォルムで、モダンでありながらどこか温かみに満ちています。ブランドのアイコンとなるオニキスリングは、年齢や性別を超えて愛されています。

シグネットリングをアップデートしたシルバー925 シエナリング。エレガンスとモダンさが融合したシエナリングは、時代を超えて愛されるデザインです。シンプルながらも洗練された美しさを持ち、特別な日にも日常にも輝きを添える指輪です。地金のボリューム感がありながらも柔らかな印象にデザインしています。
ミニマムなオーバルリングは、そのシンプルでモダンなデザインが魅力的なリングコレクション。滑らかなカーブを描くフォルムが際立っており、クラシックな印台タイプの指輪を、モダンな解釈でアップデートしたコレクションです。人差し指や中指のメインのリングとしておすすめしたいオーバルリングは、レディース、メンズを問わず幅広くご着用いただけるユニセックス仕様です。
指輪の「つける位置」を知ることで、おしゃれはもっと自由になる
指輪は単なるアクセサリーではなく、つける位置によって意味や印象が変わる、言葉を持つジュエリーです。それぞれの指には、愛・自信・感性・願いなど、異なる象徴的な意味が込められています。どの指にどんなリングを着けるかを意識することで、スタイリングの幅が大きく広がり、ジュエリーがよりパーソナルで、あなた自身の一部のような存在になります。
日常の中にさりげなく個性を映し出すリングは、服装と同じように「自分らしさ」を表現するツール。だからこそ「今日はどの指に、どのリングを着けよう?」と考える時間そのものが、自分自身と向き合う楽しいひとときになるはずです。
Alettaでは、素材・デザイン・着け心地にこだわったシルバー925や10Kゴールドのリングを多数取り揃えています。日々のコーディネートにさりげなく寄り添いながら、手元に個性と洗練を添えてくれるアイテムばかりです。
ぜひ、今日から指輪のつける位置を意識して、自分だけのおしゃれを自由に楽しんでみてください。