
つけっぱなしにできるピアス | 3つのチェックリスト
直営店にご来店頂いたお客様から、ピアスをつけっぱなしにしたいというご要望を頂くことがあります。ピアスをつけっぱなしにしたい理由は人それぞれですよね。
毎日ピアスをつけたり外しする手間をはぶきたい
外出時にピアスを着けていくのを忘れたくない
ピアスホールを開けたばかりなので、ずっとつけておく必要がある
ではつけっぱなしにできるピアスを選ぶには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。今回のJOURNALでは、自分で判断できる、つけっぱなしにできるピアスの3つの条件をチェックリストとしてご用意しました。
ぜひこのリストを参考に、つけっぱなしにできるピアス選びを楽しんでみてください。
1. 金属アレルギーに対応した素材のピアス
つけっぱなしにできるピアスの条件で最優先にくるものが、金属アレルギーにならないかどうかです。当たり前のことですが、金属アレルギーが起こるピアスをずっとつけていることはできません。つけっぱなしにできる素材として、近年は純チタンやサージカルステンレスが注目を集めています。
チタンはアレルギーの原因となる物質が溶け出すことがなく、軽量で錆びにくい特性を持っています。サージカルステンレスは、元々は医療用として開発された素材で、ピアスだけではなく、アクセサリーに使用されることが多くなってきた素材です。安価で購入することができ、水に強いのが特徴です。
これらの金属アレルギー対応素材は、手に取りやすい金額で、ファーストピアスやセカンドピアスとしても大きな需要があります。注意点として、サージカルステンレスは医療用で安全という触れ込みですが、安全性が第三者機関で調査や確認されているわけではない、ということです。安価で大量生産されている素材には違いありませんので、つけっぱなしにできるかどうか、金属アレルギーが起こるかどうかは、ピアスを着ける方の体質や体調に左右されます。
2. ひっかかりにくいデザインのピアス
つけっぱなしピアスを選ぶ上で、デザインも見逃せない条件です。例えばキャッチタイプのピアスは、シャワーや就寝時に髪にひっかかった時に、キャッチを落としたり、紛失する可能性があるので注意が必要です。つけっぱなしで理想のデザインは、ピアス本体とキャッチが一体となっているキャッチレスタイプのピアスを選ぶことです。
キャッチレスタイプは、コロナ禍でマスク生活が定着した時に、様々なブランドからリリースされました。今では定番のピアスとして色々なブランドから発売されていますので、ぜひチェックしてみてください。注意点としては、キャッチレスピアスの可動部分を組み上げるには、高い技術が必要になります。丁寧にピアス全体を仕上げる必要がありますので、高品質なアクセサリーを販売しているブランドのものから選ぶことをおすすめしています。
3. 18Kゴールドやシルバー925など純度が高い素材のピアス
18金ゴールドや、プラチナ、シルバー925など、純度が高い素材を選択することは、つけっぱなしにできるピアスを選ぶ良い選択肢になるかもしれません。おすすめの素材は3種類あります。
・ゴールド
18金ゴールドは、手に入る中でおすすめしたい選択肢です。少し専門的な話になりますが、金は元素記号が1つでできていて、地球に存在する物質の中で、完璧なバランスを持った物質です。自然が作り出したバランスの取れた物質である金は、人間の体に触れても拒否反応を最も起こしにくい素材なのです。注意点としては、純度が低いと混ぜ物が多くなり、変色や金属アレルギーの原因になります。つけっぱなしのピアスであれば18金以上の純度のものを選ぶのがおすすめです。
・シルバー925
シルバーも錆びにくいものの、硫化によって変色し若干黒ずみが発生しやすい素材です。18K金メッキのものはコーティングが空気や湿気など、環境によって酸化しやすい場合がありますので、つけっぱなしには注意が必要です。定期的なお手入れは必要ですが、ケアをすれば長く使えるので愛着をもって着けて頂くことができる素材です。
シルバー925素材に関しては別のJOURNALで詳しくご説明していますので、ぜひ目を通してみてください。
「プラチナ」は錆びにくく汗や熱にも強い素材です。結婚指輪として選ぶ方も多く、水や洗剤にも強いためつけっぱなしに適しています。温泉やプールで紛失の可能性を除けば、日常生活では問題なくつけっぱなしにして頂くことができます。
18金やプラチナは近年価格が高騰して購入のハードルが高くなっています。しかしピアスを購入するのであれば、できるかぎり純度の高いものを選ぶのは、良い選択肢になり得ます。ピアスは、ブレスレットやネックレスよりも、面積が小さくアクセサリーの中で取り入れやすく、着けやすいというメリットがあります。リングのようにサイズがないので、オンラインでも購入やすく、流行り廃りが少ないので、しっかりとした素材でつくりが良いものを購入すると、何年も使い続ることができます。
ここからは、Alettaの中でも人気の高い、つけっぱなしに対応したピアスをご紹介いたします。
クラシックフープピアス XS/S/M
ブランドを象徴する、ミニマムなデザインとプロポーションを追求したクラシックフープピアスシリーズ。シルバー925を贅沢に使用した、ヒンジタイプのピアスは、キャッチを紛失する心配がなく、着脱しやすさにもこだわって製作しています。つけっぱなしにもぴったりのピアスで、ブランドの中でレディース、メンズ問わずロングセラーの人気モデルです。
太陽と月が重なる日食をデザインモチーフにした、エクリプスフープピアス。クラシックさが漂うデザインで、ワードローブの定番ピアスとして、ずっと手元に置いておきたくなるようなピアスです。もちろんつけっぱなしでもOKのピアスです。
どの角度から見ても美しいフォルムが特徴的で、シンプルながらも耳元にしっかりと存在感をもたらせてくれます。トップからアンダーにかけて徐々にボリュームをつけています。ご着用頂いた時のフォルムが非常にきれいなピアスです。Sサイズは小ぶりサイズ、Mサイズは大ぶりサイズで、好みによって大きさを選んで頂くことができます。
キャッチタイプのピアスももちろんつけっぱなしにご対応しています。リリース時から人気のウェーブフープピアスは小ぶりなSサイズと大ぶりMサイズをご用意。シルバー925素材で、金属アレルギーにもつけっぱなしにもご対応しています。
ぷっくりとした大ぶりタイプのシェイプが人気のプランプフープピアス。独自の技術による中空ライトウエイト仕様ですので、1日中着けていても重さを感じることがなく、快適に着けて頂けます。素材はシルバー925で金属アレルギー対応です。
まとめ
つけっぱなしのピアスを選んで頂く上で3つのチェックリストをお伝えしてきました。自分にぴったりのつけっぱなしできるピアスを見つけるには、まず素材の知識が欠かせません。オンラインストアでも店舗での購入時も、素材をしっかりと確認した上で、長く使えるピアスを選ぶことが重要です。
店頭では販売員の知識がない場合は、あせらず一度じっくりと調べてみることも重要です。また良い素材を使っているほど値段は高くなります。見かけの値段だけでなく、長く使った時のコストパフォーマンスをぜひ考慮してみてください。
Alettaのつけっぱなし対応ピアスはこちらからご覧ください。